艦これアニメェ

「戦犯探し」というか、何らかの好ましくない状態が起きた時、目に見えて耳で聞くことのできるこの物質世界のいずれかに責任を帰属させることのできる場所がある、と無邪気に信じている節がある。無論参加スタッフとしてクレジットに記名されている以上、彼らは作品評価を含めた責任の帰属先として立脚した存在であることは否定しませんが。
目下私のTwitterのTLは艦これアニメの製作体制に着目した人がその実情について丁々発止とやりあっているんですがひどいねどうも。そもそも製作体制が前景化するのは「作品がつまらない」からであって、結果に先行する問題が製作体制に存在した、という主張は因果を取り違えている。人事的混乱、采配ミス、情報共有と連携の不徹底。尤もらしいことを述べていてもそれらは詰まるところ「だから私がつまらなく感じたのは当たり前なのだ」と結ぶ為の結論先取りの憶測であって、事実関係をロジカルに把握しようとする態度とはまったく趣を異にする。製作体制の疑義を正すのなら実地に取材すればいいんじゃないですかね。私は取材活動の具体的ノウハウに知悉している訳でもなく、また取材活動は必ずしも事実関係を確立しないので無責任な言い方になりますが、しかし情報誌に記載されている断片的な記述を総合して「ぼくの考えた製作体制のしんじつ」をぶち上げるより千倍マシに思える。しばしば見受けられる実証の欠落と、自身の観察眼を補強する合理化/正当化に追従したマッチポンプ的問題提起という致命的な倒錯に、今日もアニメ業界は難を逃れていない。一般に窺い知ることができない不可知的な領域に、流言飛語を言い立てるのはコスパが優れていますからね(白目







OP/EDの楽曲は良かったです。はい。